味覚で過去の思い出が蘇る(アメリカの記憶)

20年前にサラリーマンを辞め、その勢いで心理カウンセラーを

目指してアメリカに5年半ほど留学してました。

先週ふと、当時アメリカで食べたバッファローウイング(チキン)が

無性に食べたくなり、Amazonでバッファローウイングソースを

2種類衝動買いしてしまいました(上記の画像がそのソースです)。

今回は、アメリカの思い出の味について書いてみます。

バッファローウイング

バッファローウイングは、素揚げしたチキンにバッファローウイングソースという

甘辛で酸っぱいソースをまぶした料理で、アメリカ・ニューヨークが発祥の地といわれています。

アメリカ人がビールのおつまみとしてよく食べる、飲み屋の定番メニューです。

わたしが初めてこのバッファローウイングを口にしたのは、大学の心理学研究発表会の

参加のためにオレゴン州のポートランドに滞在したときです。

発表会が終わった後、ホテル内にあるレストランで夕食を取ることにしました。

お腹がすごく空いていて、とにかく肉類が食べたいという思いでメニューを眺めていた

ところ、写真でテカテカ光ってるチキンが、このバッファローウイングでした。

早速注文して食べてみると、口に入れた瞬間の強めの甘酸っぱさが、食欲をそそり、

次に来る唐辛子のピリピリのパンチで、ビールがどんどんすすみます。

1度食べると癖になりますので、皆さんも試してみてください。

特にビール好きの人におすすめです。

メキシカン・チリビーンズ

わたしがアメリカで滞在していた場所は、カリフォルニア州南部のサンバナディーノ地区で、

その人口の半分近くはメキシコからのヒスパニック系の人達です。

ですから、街にはメキシカンレストランが沢山ありました。

わたしもメキシコ料理にハマって、留学当初は週に1回はメキシカンレストランに通ってました。

メキシコ料理は日本人の味覚に合ってるようです。

お気に入りのレストランで毎回食べていたこの料理は、エンチェラーダ(ENCHILADAS)

といいます(上記画像参照)。

一つのお皿に肉巻き(ビーフかチキンを選択)、チャーハン(スバイシー味)、チリビーンズ

が3つに分かれ山盛りになっており、全体がチーズで覆われています。

日本に帰国してからも、新宿のデパ地下でアメリカ輸入品のチリビーンズが

売っているので、たまに買って、それを味わいながら当時の思い出に浸ってます。

味覚で当時の思い出を鮮明に

バッファローウイングやチリビーンズを食べていると

アメリカでギラギラの野望と夢を抱いていた20代の頃の自分を思い出します。

アメリカという異国の地では色々苦労もありましたが、今となってはいい思い出です。

最近このように過去に目を向けるのは、歳を取った証拠なのでしょう…。