理屈で考えるとつまらなそう。でもやってみると面白い。ということがある話

私にとって理屈で考えると面白くなさそうなものの代表がスポーツです。

例えばテニスですが、ボールをネット先の相手側へお互い返しあう競技。

このように、テニスとはどういうことをするのか頭だけで考えると

「つまらない」と判断してしまいます。しかし実際やってみるとなぜか面白い。

なお「何が面白いのか、言葉で説明せよ!」と問われると、「ただ感覚として」となります。

最近になってやっとスポーツの楽しさが分かった気がします。

スポーツに限らず物事を理屈や見た目だけで判断するのはもったいないのかなぁと

最近気づいた話。

子供の頃、TVのプロ野球中継は邪魔だった

子供の頃、私の家族は父母、姉妹と私の5人でした。

父は仕事で毎晩帰宅が遅く、私が眠るころに帰ってきました。

ですから、家の中では女性が多数派の世界でした。

その結果、TVは彼女らの好みの番組を一緒に観ることが多く、

スポーツは殆ど見た記憶がありません。

そのような環境で育ったので、私もスポーツに疎いです。

たまに試しで数分間、野球やラグビーなどスポーツ番組を観たりしますが

よくこんな退屈なものを何時間も観てられるなぁと不思議でした。

また、TVで観たい映画が放映されるときにビデオ予約を

するのですが、映画が放映される前の野球中継が延長して、

観たかった映画が途中までしか録画されてなかったりすると、

「野球邪魔だな」と憤りを感じたこともありました。

サッカーワールドカップは確かに日本を明るくした

最近の話でいうと、サッカーのワールドカップです。

日本ではワールドカップが開催されると、TV各局が一斉に報じて

どのチャンネルを回してもサッカー一色でしたよね。

私がいつも観ている朝のニュース番組ですが、

通常スポーツはスポーツコーナーの枠内で報じられます。

しかしワールドカップが開催すると普通のニュース枠が縮小されて

ほぼサッカー番組状態になってしまい、残念に思いました。

内心「早くワールドカップ終われ」と思ったりもしました。

しかし、日本が強豪ドイツとスペインに勝ったとき、

世間が明るいムードになったことは、サッカーに疎い私でも分かりました。

そして次のクロアチア戦で負けたときの「ガッカリ感」も伝わって、

勝てば日本がもっと明るく活気づいたのに…と思いました。

だからといって、ワールドカップの試合自体を観たいとは思いませんでしたが。

観るのは面白くないが、やってみたら面白いかも

野球やサッカーなど、相変わらず観戦することに興味はないですが、

自分でやってみると面白いのかもしれないと最近感じています。

それは、50歳を過ぎてからテニスをコツコツ練習して、

試合にも出るようになってスポーツの面白さが少し分かってきたからです。

最近はスポーツに限らず、周りの人が熱中しているもので自分にその理由が

理解できないものでも、実際に当事者になると「面白い」のかもと思っています。

編集後記

先日、税理士会支部より外国人向けの無料税務相談会が

2月にあるので引き受けてくれないかとの連絡が来ました。

英語は多少話せるので、あまり考えずに軽く引き受けてしまいました。

しかし冷静に考えると、外国人に対する税法は殆ど知識がないことに

今更気づいて、急に焦っています…。