相手の指摘やアドバイスを素直に聞けなかった私が、受け入れることができた瞬間

生きていると、色々な人から色々な指摘やアドバイスを受けます。

私の場合は、特に仕事の同業者や関連者、テニスコーチから

それらを多く受けます。

指摘やアドバイスを受けても「それ本当?」と疑い深い私ですが、

この前、ある出来事をきっかけにテニスコーチの指摘やアドバイスを

素直に受け入れることができました。

本当か?と疑ってしまう

今通っているテニススクールや税理士会のテニス部には

それぞれコーチがついて指導してくれます。

どのコーチも、私のボールの打ち方について、

「足腰を使ってない。手打ちになっている」とか

「打つ瞬間、ボールを目で追うので、頭が下がる」との指摘を受け、

そうならないようにとアドバイスを受けてました。

それらに対して「ちゃんと足腰使ってるつもりですが…」

「頭は下がってないけど…」と心の中でつぶやいてました。

要は的確なアドバイスでないと思っていたのです。

客観的事実を突きつけられて納得!

先日、税理士会のテニス部で強化練習がありました。

その日は、スマホで練習中の動画を取ってもらい、

自分がどういう打ち方をしているのか確認することができました。

ドキドキしながら観てみると、確かに手打ちになっていて、

打つ瞬間に頭がボールに突っ込むように下がっていました。

心の中のイメージと、画面で観た実際の自分の打ち方との違いに衝撃を受けました。

画面の事実を突きつけられ初めて、コーチ達の指示やアドバイスが正しく、

修正すべき課題であると納得できました。

まさに「百聞は一見に如かず」でした。

自分がアドバイスする立場のときも

私の税理士業でも、お客様に提案やアドバイスをすることがあります。

提案やアドバイスをしている際中は、お客様は素直に聞いているように見えても

実際にその提案やアドバイスどおりには行動してくれないときがあります。

その理由は、私自身がテニスのアドバイスを疑っていたように、

お客様も心のなかでは納得していないのかもしれません。

ですから、提案やアドバイスをするときは

単に言葉(文字)や数字で説明するだけでなく、

なるべく図解などを作成したりして、全体像やイメージを浮かびやすくしたり、

法令の条文や通達などを取り上げて、単なる思い付きではなく、

根拠があることを示したりしていこうと思います。

編集後記

9月も下旬となって、今年もあと3ヵ月ちょっと。

残暑も今週から落ち着くとのことですので、

私の心も落ち着くといいのですが。