独立して9時~17時という拘束時間がなくなったことのメリットとデメリット

税理士として独立してから私独りで個人事業を営んでいます。

独立後、勤務時代の9~17時という拘束時間の概念がなくなり

自由に仕事ができる解放感があります。

しかし、その自由さゆえのデメリットもあります。

決まった拘束時間が無いことのメリット

私が独立して拘束時間が無くなったことのメリットは主に次のことが挙げられます。

1.調子が悪いときは気兼ねなく休める

風邪などで体調が悪い朝、勤務先にその旨で休む連絡をする

煩わしさがなく、気兼ねなく休めます。

また、体調が悪くても、どうしてもその日にやらなければならない仕事があるときは、

体調の波に合わせてマイペースで仕事をすることもできます。

独り仕事場なので、流行病に罹っても他の従業員へ感染させるリスクもありません。

2.仕事の調子が良いときは、その乗りで仕事を続けられる

仕事をやっていると調子よくどんどん進むことがあります。

調子が乗り始めた時間が夕方であった場合でも、

その勢いで仕事を続けたければ気兼ねなく続けられます。

勤務しているときの残業に対する後ろめたさがないということです。

3.いつでも仕事の合間にプライベートを入れられる

勤務時代は仕事の拘束時間中にプライベートの用事を入れるときは、

昼休みの1時間の間で済ませるか、半日有給を取ったりしてました。

それが独立後は、自分の思い通りの時間にプライベートを挟むことができます。

拘束時間が無いことのデメリット

メリットに対してデメリットもあります。私の場合の主なデメリットは次のとおりです。

1.ダラダラと仕事を続けてしまい、効率が悪くなる

何の躊躇もなく仕事を続けたり、休んだり出来る環境にいると、

その分、時間に対する緊張感が薄れます。

朝に仕事のやる気が出ないときは、「午後からやればいいや」と考えたり。

そうなると仕事を集中してやろうという心構えが薄れ、

結果、短時間で仕事を仕上げようとする効率化の意欲も薄れます。

2.仕事と休みの境界が曖昧な分、休み時間も仕事のことを考えてしまう。

休んでいるときやプライベートの時間でも、ふと仕事のことを考えている自分がいます。

自宅に仕事部屋があるので、仕事で気になることが思い浮かぶと、すぐ調べることが

できますし、実際にそうしてしまうことがよくあります。

勤務時代は、その日の仕事が終わり、仕事場の扉から出た瞬間に

プライベートの時間へスイッチが入り、仕事のことは考えなくなってました。

それが独立後は、その仕事とプライベートとのメリハリがなく、

就寝中の時間でも仕事のことを考えていることさえあります。

デメリット面をどう改善すべきか?

独立後の拘束時間がないデメリットをどう改善できるか?

1.独りの個人事業でも、拘束時間を決める

なお、独立当初は仕事時間を9時~17時までと決めてましたが

最近それが曖昧になっていました。

緊急事態の仕事がない限りは、仕事の切りが悪くても18時までには、

その日の仕事を終了したいと思います。

2.メリハリを付ける

休みやプライベート時間に仕事のことが頭に浮かんでも直ぐには仕事をしない。

それらの時間は仕事のメールもチェックしない。

休み中に仕事で実行したいことが思いついたときは、

その実行したいことをリストとして書くだけに留めておく。

そして仕事時間(拘束時間)になったら、リストの内容をこなしていく。

編集後記

今日も早朝ジョギングをしましたが、

日の出がかなり早くなっていることを実感しました。