今、サラリーマンに戻れと言われたら・・・
元々サラリーマンだった私が
税理士として独立開業してから4年目になります。
自営業にも慣れたせいか、無いものねだりで、
毎月一定額の給料が受給されるサラリーマンが羨ましく思う時もあります。
では、昔のようにサラリーマンに戻りたいかというと…。
満員電車通勤に戻れるか?
毎朝の満員電車通勤が苦痛で、それがキッカケとなって、
サラリーマンを辞め、独立したという話をよく耳にします。
私の場合、確かに満員電車は苦痛でしたが、
実際のサラリーマン時代に経験した50分程度の満員電車は
耐えられない程でもありませんでした。
もし、それが1時間以上の長時間であれば耐えられなかったかもしれませんが
そうなった場合は、通勤1時間圏内に引っ越すと思います。
週5日8時間労働できるか?
独立した今は、一日平均の実労働時間は6時間ぐらいです。
ただし、土日も1~4時間ぐらい働いています。
独立のメリットは平日の昼間でもプライベートの時間を
割り込むことができることです。
極端に言えば、好きな時に働いて好きな時に休めます。
ですから、サラリーマンのように平日週5日で8時間
ガッツリ拘束されることに今は凄く抵抗があります。
しかし、それも慣れだと思います。
私の場合、やむを得ない場合は受け入れられる範囲内です。
やりたくない仕事もやれるか?
独立当初は、依頼があった仕事は内容に関わらずほぼ受注してきました。
その結果、ストレスが溜まり、燃え尽きそうになった経験があります。
そうならないために今は、その仕事が自分がやりたい仕事か又は
自分の成長にためになるかなど総合的に考えて受注するようにしています。
サラリーマンに戻ったら、会社や上司から指示された仕事は基本従わざるを得ません。
それが出来なければ、会社としては使えない従業員と判断されます。
私はそれらの指示に従うことができるのか?
多分、1年ぐらいは我慢して従うことができるでしょうが
次第に耐えられなくなって辞めてしまう可能性が高いです。
結論:自主的に戻ることはない
独立して自営業を営んでから、しばらくして落ち着くと、
サラリーマンの毎月必ずもらえる給料が羨ましく思うこともあります。
しかし、ここで述べたとおりサラリーマンの負の面も色々とあるので
出来れば戻りたくありません。
ただし、不測の事態などやむを得ない状況に陥れば、
生きていくために戻らざるを得ないでしょう。
そうならないことを祈ってますが…。
編集後記
先週から、神田税務署における確定申告電話相談センターの仕事がスタートしました。
これから申告期限の3月15日まで、週1~2回のペースで従事する予定です。
この仕事は今回で4年目になりますが、一向に慣れず初日から疲れ果てました。
この先が思いやられます。