人が去ったり入ったりすることは、歳を重ねるにつれ、感情が揺さぶられる話
父親の仕事の都合で、小学校を3回、高校を1回転校しました。
20代後半から数年間、海外留学の経験もあります。
子供の頃や若い頃は、環境がガラッと変わっても結構平気でした。
それが歳を重ねるにつれ、人が去ったり入ったりと
周囲の環境が変わると、結構ストレスが生じ感情も揺さぶられます。
税理士会支部の部員の入れ替わり
今、税理士会支部の研修部に所属しています。
支部幹事の任期は2年で、その都度、部のメンバーが入れ替わります。
前回の入れ替わりでは、私は研修部に残ることになりましたが、
他のメンバーの殆どは入れ替わり、部の雰囲気もガラッと変わります。
今まで慣れ親しんでいた人達が急に居なくなると、
何とも言えない不安や寂しさを感じます。
また、新しいメンバー達がドッと入ってくるので、
相手がどういう人かも知れず、しばらくの間、緊張感が生じます。
テニス教室の生徒の入れ替わり
2022年の年末にテニス教室の参加を再開(ケガからの復活)しました。
それから今の初級クラスは約2年続いています。
その間、生徒メンバー7人のうち4人がその教室から去っていきました。
去っていく理由は、中級クラスへ昇級したり、ケガで辞めたり、
原因不明で急に居なくなるなど色々です。
それでも初回からのメンバーが私を含め3名残っていますが、
そのうち1名は間もなく中級に上がりそうな予感です。
2年間も一緒に練習していると、メンバーが去るのは、やっはり寂しです。
私自身も初級を去って中級に昇級したい願望はありますが、
今の初級クラスはホームグラウンドとして居心地良く、留まりたい気持ちもあります。
しかし私の気持ちとは関係なく、時間の経過とともに
メンバーはどんどん入れ替わっていきます。
遅かれ早かれ環境は変わる
自分の周囲の環境は時間とともにどんどん変化していきます。
「諸行無常」という、この世の法則は頭の中では理解しているつもりです。
しかし、所属している団体や集団は、自分のアイデンティティの一部でもあり、
そのままの心地良い状態であってほしいという願望があります。
近頃、環境の変化に対して強い抵抗感を感じる私は、
若い頃と比べ、心の柔軟性を失いつつあるのかもしれません。