「男らしさ」という固定概念にこだわってしまう昭和生まれの私の戸惑い

令和の時代、「男らしさ」は時代遅れの概念になりつつあります。

私自身も各個人の表現の仕方は、

人それぞれ自由であって良いと考えています。

それでも「男らしくない」行為を目の当たりにすると

動揺してしまう自分がいます。

*口紅を塗る男子

口紅男子

ある日、テレビを観ていると

男子アイドルが口紅を塗る化粧品CMが流れました。

それを初めて観たときは男も堂々と化粧する時代に

突入したのだと衝撃的でした。

ただし、その衝撃は新しい時代へのワクワク感ではなく

その逆の嫌悪感でした。

「自己表現は自由であれ!」というのが私の理想です。

でもこのように嫌悪感を抱いてしまうのは、私の心の奥底に

男らしさへのこだわりがあるからだと気づきました。

足がツルツル男子

猛暑が続く中、街を短パンで歩く男子が増えてきました。

そんな彼らの足へ自然と目が行くのですが、

最近かなりの割合でスネ毛がない、ツルツル足を見かけます。

見た目は綺麗で清潔感があるのですが、

なぜかそれが逆に気持ち悪く感じるのです。

スネ毛や髭などは「不潔」なので避けるべきといいうことでしょうが

綺麗すぎるのが不自然に感じてしまう自分がいます。

日傘男子

私も歳を取ったせいもあって、ここ数年で顔のシミが大幅に増えました。

そのシミ対策として外出する際は、野球帽を被ったり、

日焼け止めを塗ったりしています。

ある日、スーツ姿で街中へ出かけようとしたとき、

スーツに野球帽を被って歩くのは変だと思い

勇気を出して日傘をさしてみました。

歩いている最中は「男なのに日傘?」と見られているのではないかと

落ち着きませんでした。

実際は誰も気にしていないはずですが、

なぜかとても恥ずかしく思えたのです。

そのうち慣れる?

上述の「男らしくない」男子たちですが、

時が経てば彼らの表現や行為にも慣れて、

それが普通に思えるのだと予測しております。

なぜなら、20年ほど前に茶髪の男子達が現れた際の

違和感や嫌悪感を覚えた経験と同じに思えるからです。

茶髪男子は今では社会人の間でも普通に浸透して

私もそれに慣れて違和感など覚えなくなりましたから。

編集後記

最近、びっくりドンキーでハンバーグディッシュを食べるのが*マイブームです。

*「マイブーム」って用語はもう古い?

先日はネットで噂の「パインカリーバーグ」を食べてみました。

パイナップルの甘みとカレーの辛さとのコンビネーションが癖になるそうです。

ネットでは絶賛されてましたが、私の味覚には合いませんでした…