アメリカ留学の初日。大きな不安で一杯だった。

私も50歳を過ぎると、人生を振り返ることが多いです。

26年前にアメリカ留学をした初日を思い出すと

今でも胸が熱くなります。

初めてのLAX(ロサンゼルス国際空港)

アメリカの大学院を目指す目的で、

最初はカルフォルニア大学付属の語学学校の入学を日本から申込みました。

そして成田からLAXへ到着した当日。

飛行機が着陸した瞬間は「本当にアメリカに来てしまったの?」

と現実味をあまり感じませんでした。

また、自分が凄く無謀なことをしているようで怖かったです。

入管手続きが私にとって初めての現地アメリカ人との英語のやり取りでした。

幼稚な英語でも伝わったようでホッとしましたが

「これからはもう日本語は通じないんだ」と思うと不安がマックスに。

LAXの出口を通過すると語学学校の職員が学校の旗を持って待ってました。

なお、そのときにLAXに到着した生徒は6人程で、

そのうち日本人は私の他に20代半ばぐらいの男女が2人いました。

(ちなみに私は当時28歳)

初めてのカリフォルニア・リバーサイド群(田舎)

生徒が全員集まるとマイクロバスに乗り、ハイウェイを使って

リバーサイド群にある語学学校へと向かいます。

初めてのアメリカのハイウェイでしたが、

上下車線合わせて8本もあることに、

「流石広大なアメリカ大陸だ」と圧巻でした。

そのハイウェイを1時間程走っていると、景色が一変して砂漠地帯に。

「え?こんな荒れた地域なの?」と。

そして語学学校に着くと…

学校周辺は道路から100mも奥に入ると

砂漠のような砂の平野が広がっていて

あまりにも殺風景で、孤立した場所でした。

*なお、現在のリバーサイド群は過去20年間続いた建設ラッシュで、

立派な都市へと変貌したようです。

初めてのファミレス(日本のファミレスと大違い)

*最近のデニーズのメニュー。昔と変わらないようです…

語学学校に到着後、受付で入学手続きを済ませました。

荷物はとりあえず受付で預かってもらい、

お昼ご飯が未だだったので、バスに同乗した他の日本人2人と

学校近くのファミレス・デニーズへ。

そこでステーキかハンバーグ定食でも

食べようかとメニューを見たのですが、

日本のメニューとは全然違っていて呆然としました。

当たり前といえばそうなんですが、「ライス」という白米がないのです。

その代わりに「トーストパン」と「ホットケーキ」がライスの役割を担ってるようでした。

さらなる驚きは、メインディッシュがベーコンエッグやソーセージなのです。

仕方がないので、ベーコンエッグ・ソーセージ&ハッシュドポテト+トーストパンを注文。

そして出て来た品は、油でビシャビシャ光っていたのを今でも覚えています。

アメリカ生活初日で、かなり緊張していたせいもあってか、

食べてる途中で気持ち悪くなり、半分ぐらい残してしまいました。

アメリカ初日のファミレス体験は最悪でしたが、今となっては懐かしい思い出です。

20年以上前の話ですが、注文したメニューを今も覚えているのは、

それだけ衝撃的だったということなのかもしれません。

なお、夕食は何を食べたか記憶にないです。

もしかしたら食欲が無くて食べなかったのかも…

編集後記

今月17日に有明で東京税理士会のテニス大会が開催されます。

私も参加の予定です。

大会の主目的は税理士間の親睦を深めることだと思うのですが、

参加メンバーは、皆さん真剣勝負で殺気立ってます。

弱者の私は毎回ボロボロにやられます。

怖いです。