税理士試験講座の教室が寂しい

今日の午前中は新宿にある某資格専門学校で、税理士試験講座の相続税法の勉強とブログの下書きをしてました。

私がこの専門学校で税理士試験の勉強をし始めたのは、12年前の平成19年からですが、

最近残念に思うのは、12年前に比べて今のこの税理士試験講座の教室も自習室も生徒数が明らかに減っており、活気もなく寂しい状況となっていることです。

Web講座に生徒が流れっていった?

教室での講座の生徒数が減っている原因として考えられる一つは、生徒が教室講座からWeb講座に移行していることです。

12年前はDVD講座(自宅にDVDが郵送される)はありましたが、Web講座はありませんでした。それがいつの間にかWeb講座ができて、また3年ぐらい前からは教室講座を選択した生徒でも、Web講座を無料で視聴できるようになりました。

税理士試験講座は社会人の生徒が多いので、仕事帰りや休みの土日にわざわざ通学時間をかけて教室講座を受けるよりは、自宅等の都合のよい空間でいつでも勉強ができるWeb講座を受ける方が増えたのだと思われます。

そもそも受験者数が減っている

皆さんもご承知の通り、税理士試験の受験者数は減ってきています。

12年前の受験者数(実人数)は、平成19年度は53,324人でしたが、平成30年度は30,850人で4割以上減っています。

これに伴って専門学校の生徒数が減るのは当然のことです。

余談ですが、受験者数は激減しているのにもかかわらず、税理士登録者数は年々増えてきています…。

これに伴って税理士講座の合理化が進んでいる

私が税理士講座を受け始めた頃は、「レギュラーコース」「年内完結コース」「速修コース」「上級コース」と同じ科目でも4つのコースに分かれてました。

今も4つのコースはあるみたいですが、テキストが「レギュラーコース=現在は基礎マスターコース」と「速修コース」が共通になったり、講師の人数が減ったりと統合・合理化が進んでいるようです。

まとめ

12年前の税理士講座の教室や自習室は、生徒数も多く混雑していて、席の奪い合いもあったりと嫌な面もありましたが、活気があふれてました。「みんなが勉強してるから自分も頑張んなきゃ!」と、いい意味で刺激を受けてやる気も出てました。

あの頃の様に活気が戻ったらなぁ、「昔はよかったなぁ」、というオワコンおじさんの戯言でした…。