Amazonマーケットプレイスでの購入失敗談
2ヵ月前に外出用のノートパソコンが欲しいと思い、Amazonで調べたところ
自分の欲しいパソコンが定価より2万円程安く売ってました。
納期を確認すると3週間~5週間と記載されているので、受注生産により
1ヵ月ぐらい掛かるのかなぁと思い、それでもいいやと注文を確定しました。
その2日後には、amazonから「発送済み」との連絡があり、納期よりもかなり
早く届きそうだなぁと思ったのですが、それから1週間しても届きませんでした。
目次
AmazonはAmazon以外の出品者が販売しているものもある
Amazonは色々なものが売っていて、また、とても見やすく(楽天市場はごちゃごちゃ
していて見にくい)、さらにレビューで評価も確認できたりして、
欲しいものがあれば、先ずはAmazonでチェックしています。
この便利さに、内容をよく確認しないで即決で購入してしまうことも
よくありました。
今回パソコンがなかなか届かなかったので、注文の内容を詳しくチェックしてみると
この注文したパソコンは、Amazonではなく、他の出品者が販売してることが分かりました。
Amazonでは、
①Amazonが直接販売している商品
②Amazon以外の出品者が販売している商品(Amazonマーケットプレイス)
の2種類あるようです。
出品者に納期を確認してみた
発送から1週間経ってもパソコンが届かないので、出品者の〇×△ントと
いう法人に①本当に発送されたのかどうか、②いつ頃届くのかを
メールで確認してみました。
先方からの回答は、既に発送済みで、今は「コンテナ」で輸送中とのこと。
また納期は、最初の表示どおり3週間から5週間ということでした。
この回答で意味が分からなかったのは、なぜ「コンテナ」(船便?)で
運ばなければいけないのかということと、発送から3週間から5週間って
どういうこと?外国からの船便?ということでした。
もしやこの出品者は国外の法人なのかと確認したところ、
住所は横浜にあることがわかりました。
また、配送業者は、ヤマト運輸などの主要な宅配業者ではなく、
琉球〇×(沖縄の会社?)という、よく分からない会社でした。
出品者の評判(フィードバック)をよく見ると
Amazonには、出品者の評判が確認できるフィードバックという欄が
あり、それを見ると、購入者からの否定的なコメントが20%弱ありました。
その否定的な一つ星の評価の内容を読んでみると「5週間待たされた揚げ句、
到着期限がきたら出品者から一方的にキャンセルされた!」というものが、
数件ありました。
この否定的なコメントの後には、五つ星の高評価コメントが5~6件続いて、
評価値を押し上げ、結果として過去12ヵ月の総合評価は90%以上の
高評価となっていました。
この五つ星の評価の内容も読んでみると、「どうもありがとう」「とても綺麗」
など、短文でわざとらしく、さくらの匂いがしました。
これは怪しい、騙されたのかと焦りました。
この出品者側のメリットは何?
ところで、もし出品者が自ら注文をキャンセルすれば、
出品者には何の利益もないと思うのですが、どうしてこういうことを
出品者はするのだろうと考えました。
わたしの推測ですが、注文が入ってから発送の記録をAmazonに示せば、
出荷基準で売上が確定し、Amazonかクレジット会社から入金が
あるのだと思います。
もし、3週間から5週間後に自らキャンセルをして返金することとなっても、
その間は資金調達ができることになります。
パソコン1台だと十数万円ですが、何台も売れば数百万円の資金が、
その期間調達できることになります。
5週間後にパソコンが届く
Amazonではマーケットプレイスで購入した商品が配達期限日までに
届かなかった場合には、その2日後から返金を保証する制度があります。
ですから取り敢えず、こちらからはキャンセルせずに配達期限まで
待ってみることにしました。
結果としては配達期限日にパソコンは届きました。
配達期限日の朝は、もう届かないんだろうなぁと、Amazonへ返金手続き
するの手間だなあと思っていたところ、お昼頃にヤマト運輸
が来てそのパソコンを届けてくれました。琉球〇×が配送すると書いて
あったのに不思議だなぁと思いながらも、無事に届いてホッとしました。
どうして届いた?
これもわたしの推測ですが、この出品者は、パソコンの在庫がなくても
在庫があると虚偽をして、無い在庫を出荷したこととし、取り敢えず入金を受け、
その後、商品を仕入れることができれば、それを売って普通に利益を得て、
もし仕入れができなかったときは、自らキャンセルをして返金するやり方なの
だと思います。
先ほども言及した通り、3~5週間後にキャンセルしても、その期間は入金額の
資金調達ができるということです。
ほしいパソコンが5週間届かないのは辛い
わたしの場合は、幸運にもパソコンが届きましたが、今後もし通常よりも2万円安い
から渡すのは5週間待ってくださいと言われたら、それを受けないでしょう。
なぜなら、欲しいものを5週間待つというのはかなり苦痛だという事を身をもって
実感したからです。
税理士試験で割引現在価値を教わったように、今利用できるパソコンと
5週間先まで利用できないパソコンとでは価値が全然違うということも納得できました。