体力がないと仕事もプライベートも相手にやさしくなれない
泳ぎが下手な人は
海で他人がおぼれているのを見ても
その人を助けることはできないでしょう。
なぜなら、自分が泳ぐので精いっぱいで
それ以上の体力が残らないからです。
日常生活の場合でも、自分の心身に余裕がなければ
他人を助けることはできませんし、
やさしくすることもできないでしょう。
そのように人を助けたりやさしくできる余裕が
あるかどうかは、体力次第なのだと最近感じています。
気遣いができる人とできない人の差は?
今、テニススクールに通っています。
そこの初級クラスに所属しているのですが、
受講生の中に、コーチだけでなく、他の受講生にも
やさしく接して気遣いのできる若者がいます。
練習中も、ボールを受ける相手に合わせて強弱を
つけたり、ミスをすると「ドンマイ!」と声を掛けて
やさしく励ましてくれたりします。
一方、わたしはボールを必死に追いかけて、
ネットの向こう側へ打ち返すのが精一杯で、
相手の状況を見たり、話しかける余裕すらありません。
この違いは何なのでしょうか?
気遣いができる人は体力がある人
なぜテニススクールのこの若者は、わたしと違って
皆へ気遣いと優しさで接することができるのでしょうか?
それは、わたしよりも彼の方がずっと体力があることが
大きな原因といえます。
体力があれば、自分以外の周りに配慮する余裕が生まれます。
彼にその体力がある理由は、
第1として、年齢が若いということがあるでしょう。
第2に、体つきからして、日常的に運動をしていて
体力を維持している感があります。
第3に、彼には体力を無駄に消耗しないスキルがあるということです。
彼は初級クラスですが、中級でも通用するスキルを持っています。
ですから、下手に無駄な走りをしたり、
素振りで力んだりしないので、体力を温存することが可能なのです。
このように体力の絶対値が大きいく、またその値を維持し続け、
さらに無駄な体力を使わないことが絡み合って、
総合的に体力がある状態を作り出しているのだと思います。
その結果が、彼に心身の余裕を生み出し、
他者へのやさしさへと導いているのではないでしょうか。
仕事も体力がないとお客様にやさしくできない
テニスの話に限らず、仕事も同じことが言えます。
仕事も体力がないと、お客様や仕事仲間に優しく接する余裕が生まれません。
相手が何を要望しているのだろうとか、話をじっくり聞いたり、又その要望に
積極的に応えようとする意欲も、やはり体力が無いと続かないですよね。
ですから、日頃から体力を低下させないための運動をしたり、
また、仕事で体力が消耗しにくくなるために、
ある程度の仕事のスキルアップや、経験による慣れが必要です。
まとめ
わたしのように中年になると、
何もしないと体力はどんどん落ちていきます。
その結果、相手にやさしくする余裕もなくなっていきます。
ですから、その体力低下の予防策として、
定期的な運動をすることをお勧めします(無理のない程度で)。
わたしの場合は、テニスとジョギングを再開しました。
(過去3年間に手術を2回行って、それ依頼運動
から離れがちでしたが)
これらの運動で体力強化とまで行かなくても、
維持はできるかなぁと思っています。
さらに、仕事で体力を激しく消耗するのを防ぐために、
税務知識や経験をコツコツ積み重ねて、
効率よく仕事ができることを目指しています。
編集後記
家の裏庭に栗の木の苗を植えてから
10年以上経ってますが、
未だ実がなったことがありません。
今秋も生りませんでした。残念。