緊張している間は、なぜ疲れや痛みを感じない?これを仕事に上手く応用できる?

先日、東京税理士会のテニス大会に初参加しました。

その大会で、午前に3試合、午後は2試合をやり遂げました。

練習試合では、いつも1試合やり終えただけで

疲れ切ってしまい、さらに腕の腱鞘炎も痛みました。

しかし大会本番となると、全5試合やり終えても

疲れや痛みはほとんど感じませんでした。

どうしてでしょう?

緊張状態はパワーの源

ネットなどで緊張と疲労の関係を調べてみると、

どうやら体内ホルモンが影響するようです。

人間は緊張状態になると、ノルアドレナリンという

脳内物質(ホルモン)が分泌されます。

これにより、脳が研ぎ澄まされ、集中力が高まり、

疲れも忘れてしまうそうです。

そしてノルアドレナリンとともにアドレナリンという

ホルモンが副腎髄質から分泌されます。

これは心拍数を上げて血の巡りを良くします。

その結果、体は戦闘モードになって行動しやすくなるそうです。

わたしがテニスの試合直後でも疲れや痛みが出なかったのは、

これらのホルモンのお陰のようです。

仕事にも応用できる?

最近仕事が終わると、心底ぐったりして

疲れ切ってしまうことがよくあります。

これは体力不足や加齢が原因かと思っていました。

しかし、先のテニスの出来事からすると、

緊張感の不足も、その1要因かもしれません。

個人事業主として独立してから仕事の内容は、

自分で選択できます。

すると、どうしても自分が得意だったり、

慣れた仕事を選んでしまいがちです。

そうなると、仕事で戦闘モードになるほど

緊張する機会は少なくなります。

その結果、ノルアドレナリンなどのホルモン分泌が

不足して疲れ易さが生じるのではないかと。

現実としては難しい

そうなるとやるべきは、仕事での緊張感をアップさせること。

では、超チャレンジングな仕事を引き受けて、

緊張感マックスが良いかというと、

それではストレスで精神が押し潰れ逆効果です。

過剰なストレスにならない程よい緊張感の仕事を

引き受けるのが理想ですが、現実としては

そんな都合が良い仕事の案件なんて、そうないですよね…。

追記

独立して4年目となり、普段の仕事の

緊張感は不足気味かもしれません。

しかし、仕事のミスを発見した時の

違った意味での緊張感マックスに

なることは度々あります。

(そんな緊張感はいりませんが)

編集後記

今週は3ヵ月に1回、当番で回ってくる

法人会主催の決算法人説明会の講師をします。

もう何度もこの講師をやらせて頂いてますが、

未だ慣れず、話す内容が頭から飛ぶことがあります。

ちゃんとリハーサルしないと…。