毎年、年末調整・確定申告時期になると自分の記憶力の無さに衝撃を受ける

11月になり年末が近づくと、年末調整や確定申告の

準備に取り掛かりますが、これら年1回しかない仕事の

知識や記憶は、1年経つとほぼ消え去ります。

「そういえば、基礎控除額って38万円？48万円？」

「所得金額が幾らだと基礎控除受けられないんだっけ？」

といった具合です。

【年末忘れてる→覚えなおす→翌年末また忘れる】の繰り返し。

自分の記憶力の無さに毎年衝撃を受け、落ち込みます。

確定申告終了直後は無敵状態なのに…

3月15日の確定申告終了辺りでは、

それまでに確定申告電話相談センターの仕事で

数百件の相談を受けたり、また実際の申告書作成もして、

確定申告の知識と経験がMAXになります。

その時期は、「どんな質問でも何でも来い！」と

無敵状態になります。

年末調整・確定申告の知識は消える

しかし、確定申告時期も終了して1年近く経つ

この時期になると、その知識と経験の記憶はほぼ消え去ります。

税理士事務所で働き始めてから15年以上になりますが、

笑ってしまう程に、その記憶は毎年消えます。

（余談：そういえば、記憶が1年しかもたない大臣が最近辞任しましたよね。）

焦って覚えなおす

毎年忘れてしまうのは自覚しているので

この時期になると、国税庁が提供する「年末調整のしかた」や

前年の「確定申告の手引き」を読み返します。

記憶が吹っ飛んでいても、これらを一読すると、

「ああ、そうだった」と記憶が蘇るのは早いです。

自転車に一度乗れるようになると、

その感覚は一生残るのと同じことでしょうか？

記憶は消えていても税務知識の漠然とした感覚は残っているようです。

そういうもんだと開き直るしかない

毎年、覚えては忘れるサイクルを繰り返す

自分を情けなく思いますが、これも

15年以上繰り返すと、もう開き直ってしまいます。

多分、わたしの脳みそは、

税務知識を頭に留めておくことが嫌なのでしょう。

脳は、「そんな堅苦しい知識は消去して、他に新しくて

楽しい知識や経験を記憶して行きましょう！」と

願っているのかもしれません。

編集後記

先日、4回目のコロナワクチンを接種してきました。

オミクロン株対応BA4/5ワクチンです。

前回接種時と同様に、翌日微熱とだるさの副反応が出ました。

さらに今回は、体の節々の痛みとしびれがあります。

打つたびに副反応が重くなるので、

次の5回目を受けるのはためらってしまします。