会社員の定年は当時55歳だった。現在52歳の私が思うこと。
私が子供だった1980年代、多くの会社員は55歳で定年を迎えてました。
今のわたしが52歳なので、当時からすると退職目前です。
退職後の第二の人生を考える時期になります。
50代は老人に見えた
1980年代、わたしが10代だった頃、
50代はおじいちゃんやおばあちゃんに見えました。
それから40年後の今、50代はどう見ても若くみえます。
わたしが大学生のときに父親が58歳で亡くなりました。
当時は50代後半のおじいちゃんになるまで生きられたのだから
十分生きたと思いました。
それが今の私からみると、50代は若くみえ、
その年齢による死は早すぎると感じます。
今の50代が若く見えるのはバイアスか?
今の50代が若く見えるのは、わたしの偏見でしょうか?
たぶん偏見もあると思います。
なぜなら、今まで自分と同年代か年下の人は
若く見えてきたからです。
20代だった頃は、30代の人をみると「ああ中年だ」と
思いましたが、自分がその年齢に達するとなぜか
「まだまだ子供」に見えました。
そしてその後、40代、50代になると、今度はその年代以下が
若く見えます。
定年が55歳→60歳→65歳と移ってきて
見た目がどうかに関係なく、会社員の定年時期はどんどん繰り下げられています。
現在の法律では60歳まで、希望者には65歳までの雇用確保が課されています。
繰り下げの理由は、55歳を過ぎてもまだまだ元気に働ける人が
増えたということもあるでしょうが、年金の支給開始時期が繰り下げられた
ことが大きな理由かと思われます。
55歳で定年になって、そこから5~10年と年金受給が開始されないと
生活に困る人が多く発生するからです。
そうなると、国に対して不満爆発となります。
国としてはそれはどうしても避けたいので、法律で定年年齢を先延ばしにして
収入の空白期間を埋めようとしたのだと言えます。
世間の定年の時期が延びても・・・
現実世界では、定年時期がどんどん繰り下げられてますが、
頭の中では、もし55歳の定年制(年金受給も55歳から)のままだったら、
私はどうしてるだろうと想像してしまいます。
会社員のように55歳になったら税理士としての個人事業をやめているのか?
多分、やめずに続けているでしょう。
なぜなら55歳で引退して、月数万円の年金だけでは生活できませんから…。
(引退後、数年で寿命が尽きると分かっていれば別ですが…)
しかし、独り身なので、生活費はそんなに掛かりません。
ですから、生活費+αぐらいの利益が稼げるくらいの業務量で
地味に仕事を続けているかと思われます。
現実の話として
空想の話から、現実に戻りますと、わたしの年金が受給される
時期は70歳~75歳になると予想されます。
最悪の場合、年金制度が崩壊しているかもしれません。
そうなると55歳を過ぎてからも生活費+α+β+θ位の利益が
出るまで働いて、資産を貯めていかないと、
いざ何かの理由で仕事が出来なくなったときに
生活していけなくなるのが現実です。
資産運用の不労所得で暮らすという夢もありますが、
今まで株式投資等でことごとく失敗してきたので、
期待はしていません。
編集後記
来年の1月~3月の期間に週1~2日のペースで
税務支援の確定申告電話相談センターの仕事に従事する
ことが決まりました。
タフな仕事なので、ちょっと気が重いです。