税理士試験に「コツ」はあるのか?何度も不合格だった私が今思うこと
昔、税理士試験の消費税法に合格したとき、会計事務所の先輩から
「どうやったら受かるの?」「何かコツでもあるの?」と聞かれました。
「コツですか?…」と、ちょっと考えましたが
その時はうまく答えることができませんでした。
税理士試験にコツはあるのか?
先ず、「コツ」という用語の意義ですが、「要領、ポイント、要点」だそうです。
では、税理士試験にコツはあるのか?
私の消費税法の試験は何度も不合格になり、5回目でなんとか受かりました。
ですから、要領よく受かった訳ではないので、コツはないということでしょうか。
1回目の試験で合格された方であれば、何らかのコツを掴んで、
その実感が残っているのかもしれません。
なお、財務諸表の試験は2回目で受かったのですが、
その時も「コツがあったなぁ」という実感はありません。
ただ、専門学校から与えられたテキストを、先生に指示されるがままに勉強し続けてきただけです。
コツは無く、ただ地道に勉強を続けてきただけ
数字のセンスも暗記力も凡人並みの私には「コツ」といえるものは無かったというのが結論です。
ただ、そんな私でも税理士試験に受かった要因はただ地道に勉強を続けてきたこと、
つまり勉強を毎日コツコツと、それを何年も継続してきたからだと思えます。
凡人が税理士試験に受かるための唯一の武器は「継続力」です。
続けるためには「希望」を持つこと
継続するのは一見簡単なように思えますが、
税理士試験のような、頭のエネルギーと時間を要する問題は、
かなり面倒で疲れますから、途中で投げ出したくなることが多々あります。
では、どうやったら継続できるのか?
それは、勉強を続けたあとの将来の希望が見えるかどうか。
勉強を続けた先に、実力テストや模擬試験の点数がアップ
して、努力の結果が出た自分の将来を想像する。
次に実際に試験を受けて科目合格する。
そして最後には税理士になって、自分の夢で抱いた通りの
仕事をすることができる。という希望が、勉強をしながら
頭に思い描けるかどうかだと思います。
編集後記
昨日やっと年賀状を全部書き終えて、
無事に投函することができました。