アメリカ留学の思い出:韓国の留学生や移民のパワーを感じた
私は20代後半から数年間アメリカへ留学してました。
私のようにアジア系の留学生は多くいましたが、
同じアジア系でも日本より韓国の留学生のたくましさやパワーを感じました。

韓国系の留学生やアメリカ人のパワー
私は南カリフォルニア地域の大学や大学院に通ってましたたが、
その中で日本人留学生は数名見かける程度でした。
当時、日本はバブル崩壊後の経済の低迷が続いていたことが影響していたと思います。
一方、同じアジア人でも韓国からの留学生は多く
彼らの存在感は日本人に比べて圧倒的でした。
また、日本人留学生はせっかく海外で暮らすのだからと
日本人同士でつるむのを嫌がって、孤高を貫く人が多かったように感じます。
一方、韓国、中国、台湾などの留学生は自国民同氏で結束する(つるむ)ことに躊躇しません。
結束することのメリット、つまり、心理的に安心だとか、情報交換をお互い密にして
できる限り重要な情報は逃がさないなど、そのメリットを十分に生かそうとするのだと思います。
人口的に見ても、カリフォルニアのコリアタウンやチャイナタウンは
日本人街の人口よりも何倍も多く、人数的にもカルフォルニア内で存在感がありました。
それに対して、日本人街はすたれていた印象が強かったです。
当時、日系人はどんどん減少して、リトル東京のスーパー・ヤオハンは
客の減少のせいか経営不振になってミツワに買収されました。
そのミツワも経営がうまくいかず韓国系資本に買い取られたようです。
韓国系のパワーに私も恩恵を受けていた
私がアメリカ留学をして数年経つと日本食が恋しくなり
リトル東京などにある日系スーパーに通ってました。
そこへ通うのに往復で3時間ぐらい掛かり、
また日本食の価格が日本の2倍ぐらいしたので
なんとか、時間とお金を節約したいと考えてました。
ちょうど、そう考えていた時に住んでいる近くに
韓国系スーパーがあることに気付き、思い切て中に入ってみました。
すると、そこには日本食と同じ食材が色々売っていたのです。
例えば、のり、ワカメ、お惣菜(桃屋のヤワラギに似たものなど)がありました。
それを知ってからは、韓国系スーパーへ頻繁に通うようになり、
その分、日系スーパーへの買い物は減りました。
編集後記
昨年の3月頃までおかしのまちおかで
明治製菓のチョコレート効果(カカオチョコ)をよく買ってました。
当時440円(税込)でした。
それが昨年の春頃からカカオの高騰のせいか店頭で見かけなくなりました。
先週店に寄ってみると、再び売り出されていたので
嬉しくなって買ってみると、その値段がなんと776円でした。
カカオチョコはもう高級菓子として、気軽に買えなくなりました。