IT時代を生き抜くために
1.ITに慣れる
独立を考える前までは、IT(情報技術)については正直苦手で、積極的に関わることは避けてました。税理士事務所勤務時代もサーバー、PC、電話などの通信機器等のセッティングやトラブル発生時は、ITに強い他の従業員の人にお任せしてました。
しかし、ひとり税理士として独立開業するからには、ITについて学ばなければならないという焦りがありました。自分の事務所でトラブルがあった場合、誰も助けてくれる人が傍にいないからです。
それで独立直前には、「ITパスポート」というIT初段の資格本を読んでいました(これまた難しく、なかなか頭に入ってきませんでしたけど)。また、実践でITに触れたほうが学べるかと思い、独立時、事務所を立ち上げるときのIT機器のセッティングなどは業者に頼まず自分でチャレンジしようと思いました。
2.光電話で新たな電話番号を安く追加できる。
電話は今まで家事用のアナログ回線を使用してましたが、ソフトバンクでは光電話にすれば追加オプションとして毎月数百円支払えば新たに電話番号が取れるそうです(固定電話で追加すると基本料金が毎月1,700円掛かります)。事務所用の電話番号取得のために追加の電話番号が必要だったので、光電話に変更することにしました。また、インターネットは、今までソフトバンクのADSLを使ってましたが、ついでなので同社のインターネット光に変更しました。
光電話
3.2回線目の電話番号のセッティングは業者はしてくれない
いよいよ光電話に切り替える工事をしてもらったのですが、切り替え工事は室外と室内の工事が必要で、業者の人が室内工事の時にONU(回線終端装置)と光BBユニット(ルーター)のセティングをしてくれました。1回線目の電話とインターネット接続は自分は何もせずに完了しました。
2回線目は、約10日後に室外の追加工事のみ行われるので、別途送られてくるホームゲートウェイという追加機器を工事終了後、自分でセッティングしてくださいという通知がきました。この時は、うまくセッティングできるが不安でしたが、これぞITについて学べる良い機会だと思いました。
その10日後に追加機器を自分でセッティングしてみました。試しに家事用の電話番号に電話してみたのですが、家事用と事務所用の各電話機のうち、事務所用の電話機が鳴ってしまいました。
家事用の電話機には家事用の電話番号、事務所用には事務所用の番号と振り分けて掛かるようにするには、どうすればよいか、接続ガイドを読んだのですが、そこには記載されてませんでした。インターネットで調べると、追加で送られてきたホームゲートウェイにPCからアクセスして「電話設定」の「内線設定」で家事用と事務所用に振り分けられると載ってました。
このインターネットで見つけた、振り分け設定マニュアルを読んでいるうちに、「こんな難しいこと出来ない!」と私のこころは拒否反応を起こしました。それでも他の誰かがやってくれるわけでもないので、仕方なく何度もマニュアルを読んで何とか家事用、事務所用の番号に振り分けることができました。
4.今度はインターネットが繋がらない!
振り分け作業も終わって、ホッとして一息つきました。休憩時にスマホをいじったのですが、何故だかWi-Fiでネットにつながりません。光BBユニット(Wi-Fiルーターのインターネット回線ランプの表示を見るといつもの緑色ではなくオレンジ色に光ってました。接続配線を確認したり、電源と切って付け直したりしてみましたが、このランプは緑に戻りません。電話番号の振り分け設定で、変更すべきでないところをいじってしまったのかと焦りました。ここで私はキャパオーバー。ゲームオーバーです。
これからソフトバンク光サポートセンターに電話してみます…。惨敗。
5.まとめ
ITに強くなろうと、今回は光電話とインターネットのセッティングにチャレンジしてみましたが、上手く繋がりませんでした。IT攻略の道は険しいと悟りました。