税理士として独立して1年、何とか続きました
*上の画像は、独立当初の仕事場の様子(机、パソコンそれと電卓だけ…。)
東京杉並区の自宅にて、税理士としてひとり独立したのが、去年の9月26日。
顧問先ゼロからのスタートでしたが、少しずつ顧問先も増え、
単発のお客様からの依頼も、月に数件ですが頂けるようになりました。
お陰様で何とか1年、事業を継続することができました。
固定費が大きかったら1年持たなかった
わたしは、自宅が事務所でしたので、家賃経費は掛かりません。
知り合いの税理士は繁華街に立派な事務所を借りて、月数十万円支払ってますが、
わたしもそれを見習っていたら、たぶん1年ももたなかったと思います。
わたしの開業資金は、今まで貯めた雀の涙ほどの貯金だけでした。
金融機関からの融資も受けていなかったこともあり、
立派な事務所を借りて、多額の家賃を払う勇気はありませんでした。
税理士は初期投資が少なくて済むのがメリット
税理士業は基本、税務の知識を売る商売です。
商品販売業のように、商品を仕入れ、その在庫を売るようなことは殆どなく、
製造業のように高額な機械を購入する必要もありません。
また、一人でも事業を行っていけるので、人件費を掛けないこともできます。
わたしの初期投資といえば、パソコン、通信機器、事務用品ぐらいでした。
要は、税理士業はやろうと思えば、初期投資をかなり抑えることができます。
ご依頼の殆どが事務所ホームページからだった
今日までに仕事のご依頼を頂いた顧問先や単発相談のお客様は、
殆どがホームページを閲覧して当事務所を知った方々からでした。
その他は、士業のお友達からの紹介です。
開業当時は事務所周辺の事業者様に、飛び込み営業もチャレンジしてみましたが、
実際に顧問先や仕事に繋がったことはありませんでした。
DMの発信や広告の掲載などは、なぜかやる気がせずしませんでした。
なお、事務所ホームページからお客様のお問い合わせを頂くようになったのも、
半年以上経過した後の最近のことで、それまでは殆どゼロでした。
人件費をゼロにするとケガや病気の時に困る
独立して、もう少しで1年が経つと思った今年の9月17日、
心の緩みからか、テニスの練習試合で転んでしまい、
鎖骨を骨折してしまいました。
3日間病院に入院し、退院後の1週間は痛みで仕事に集中することができませんでした。
私の場合、鎖骨の骨折でしたので1週間程度の仕事のダメージで済みましたが、
これが、手足の骨折だったらと想像すると恐ろしいです。
ひとりで事業を行うことは、こういう大きなデメリットもあります。
編集後記
先週は、新規の顧問先に決まったお客様と打合せ。
freeeを使われているお客様でした。
これまで弥生を使われるお客様だけでしたので
自分にとっては新鮮な経験でした。