うなぎ屋でちょっと焦った話:4月から消費税の総額表示義務化と関連して
先日友人に昼飯をご馳走するために、新宿のうなぎ屋さんに行きました。
食後に代金を支払う時に金額を聞いて焦った話をします。
メニューには価格しか載っていなかった
友人が新宿に美味しいうなぎ屋さんあるというので、
先日そこでお昼ご飯を食べることにしました。
メニューには「上うな重・2,600円」と「特上うな重・3,800円」と
書いてあり消費税の表示はされてませんでした。
店員さんには税込価格かどうか恥ずかしくて聞けず、
税込みと信じて、3,000円台であれば特上でもいいかと思い、
友人には「特上を食べよう」と言ってしまいました。
久しぶりの特上うな重はとても美味しく満足でした。
ただ、ご飯の量が少なく正直物足りない感じはしましたが。
税抜価格と知ってたら特上にしなかったかも
支払いのときに2人前で「8,360円になります」と言われ、
えっ!と少し焦りましたが、友人の前では平静を装いました。
美味しいうなぎ屋さんとして繁盛店だったので、
税抜表示という小賢しいことはしないだろうと信じてたので
ちょっと裏切られた感じです。
まあ自分が勝手に期待たのが一番悪いのですが…。
しかし、もし総額表示で「特上うな重・4,180円」とあれば、
4,000円超えは高すぎると思って特上にしなかったかもしれません。
お店の戦略にハマったということでしょうか。
4月から総額表示の義務化にホッとしているが
消費者の立場のわたしですと、税抜表示された場合は、
「税込でいくら払うんだろう?」と考えたり、
うなぎ屋の例のように税抜表示と知らず予想外の支出で
がっかりしたりと余計なエネルギーを使います。
ですから令和3年4月から総額表示に戻ると聞いて
正直ホッとしてます。
税抜で伝えたい事業者の立場も理解できる
わたしも税理士業として事業をやってますが、
顧問先やお客様に報酬が高いと印象付けられるのは
嫌だなぁという気持ちはあります。
先日も顧問先に決算料の支払をお願いしたときに
金額を聞かれ、「〇〇〇円にプラス消費税が掛かります」と
とっさに税抜金額で言ってしまいました。
4月から消費税の総額表示の義務化に伴い、
これからは表示だけでなくて、口頭でも
税込価格で言えるよう意識したいと思います。
編集後記
最近暗号資産(仮想通貨)に興味があり、
ビットコインに続き、イーサリアムも少額購入してみました。
暗号資産は分刻みで数千円価額が増減したりするので
投資というより投機(ギャンブル)ですね。
のめり込んだら地獄を見そう…