過度なストレスは仕事の大敵だが、ストレスが少な過ぎるのも大敵である。
自宅を事務所に1人で仕事をやっています。
私1人なので従業員同士のいざこざもなく、
仕事をする環境としては、ほぼストレスフリーで快適です。
しかし「ストレスが少ない=仕事がはかどる」かというと
必ずしもそうではないと、最近実感しています。
過度なストレスでは燃え尽きる
税理士として独立してしばらくは、顧問先もゼロでしたので
仕事の依頼があれば、内容を問わず何でも受注していました。
収入がないと生活できない訳ですから、そうなるのも致し方ないことです。
しかし受注した仕事の中には、その条件や内容が納得でるものでなかったり、
自分の不得意なものだったりして、ストレスがどんどんと溜まりました。
そのせいからか、夜はよく眠れなかったり、昼間は仕事をしていても
何だかダルく、やる気が出なかったりする日々が続きました。
最近はある程度仕事を選ぶようになったので、その兆候は少なくなりましたが、
当時は気付かないうちにストレスが思いのほか溜まって、燃え尽き状態になって
いたのかもしれません。
ストレスフリーでも仕事に悪影響
今は独立当初よりストレスが少なくなり、仕事がやりすくなりました。
しかしその反動からか、やる気(モチベーション)の問題が生じています。
特にその問題の要因は、自宅事務所で1人で仕事をしていること、
つまり、自宅での業務のストレスがほぼ無い状態からきています。
自宅が事務所だと、仕事に疲れたら好きな時間に休憩を取ったり、
お腹が空い時間に昼食を取ることもできます。
仕事をする気分でなければ、その日は休日にすることもできます。
このような快適な環境だと、刺激が少なく眠くなったり、
仕事のハングリー精神が減退したりと、
仕事のやる気が出ないという問題に直面します。
適度なストレスを掛ける対策
過度なストレスだけでなく、その逆の少なすぎるストレスも仕事の支障となるということです。
では、その支障にどう対処すべきか?
私の場合、意図的に適度なストレスを掛ける対策を取っています。
具体的には
・時折自宅以外の場所で仕事をする(図書館、カフェ、ファストフード店など)
・税理士会の支部活動に参加して、他の税理士から刺激を受ける(来期に支部の幹事になる予定)
・税務支援活動に参加する(国税局の確定申告電話相談センター、法人会のセミナーなど)
・税理士業務以外の仕事ができるか検討する
現在は上記の対策を行っていますが、来期からの税理士会幹事の支部活動については、
実際にやってみて肌に合わなければ、任期が満了したら更新しないつもりです。
編集後記
お正月は家族集まって新宿の回転寿司屋へ。
その回転寿司屋では、客の半分ぐらいは外国人が占めていました。
コロナによる海外からの入国制限もだいぶ緩くなったことを実感。