行動の優先順位は人それぞれですが、私の場合、好きなものと嫌いなものとでそれぞれクセがあります。
何か行動するときの優先順位は、人それぞれクセ(哲学)があると思います。
例えば、食事のおかずは一番好きなものから食べる人もいれば、
最後までとっておく人もいます。
私にも優先順位のクセがありますが、好きなものと嫌いなものとでそれぞれ違います。
好きなものは一番好きなものから
先日、よく行くお寿司屋さんでいつもの10貫セットを頼みました。
それを食べ終わったとき、ふと、食べる順番がいつも同であるじことに気付きました。
どう食べるかというと、自分の一番好きなものから順に食べていくのです。
中トロ、マグロ、イクラ…と。
どうして一番好きなものからなのかというと、自分なりのクセ(哲学)があるからです。
それは、「一番好きなネタが一番おいしく感じられるときに食べる」というものです。
食事は食べていくにつれ、舌の感覚が段々と鈍り、食欲も低下していきます。
ですから一番好きなものを食事の終盤に食べると「凄く美味しい!」と
いう感覚が弱まり、結果として食事の幸福感も小さくなります。
好きなものの中で一番好きなものから実行するというクセは食事に限りません。
子供のときは、遊園地の乗り物は先ず一番好きなジェットコースターからと決まってましたし、
今でいえば、読書は先ず一番読みたい本から読むなど…です。
嫌いなものは一番嫌いなものから
逆に、嫌いなことを幾つかやり遂げなければいけないときは、
先ずは一番やりたくないことからやり始めます。
例えば仕事の話でいうと、ある事実が税法の適用要件に該当するかどうか、
はっきりしないことがあります。
該当するかどうかを判断ため、事実の詳細や法令通達などを色々調べなければなりません。
この種の仕事は、明確な事実や法令解釈が必ずあるとは限らないので、
不安で気も重く、一番嫌いな仕事の一つです。
だからといって、その一番嫌いな仕事を後回しにすると、
他の仕事をしている間も、その嫌いな仕事が頭の中でうごめいて、
今行っている仕事に集中できません。
ですから、先ずは一番嫌いな仕事に取り掛かって、一段落させて不安な気持ちを
落ち着かせてから、次の嫌な仕事へという順番で行っています。
*嫌いな仕事ばかり連続でやると疲れるので、軽い雑務などを間に入れて、
頭の小休憩は行ってますが…。
好きなものと嫌いなものが混在するときは一番嫌いなものから
なお、好きなものと嫌いなものが色々と混在する場合は、
一番嫌いなものから取り掛かります。
理由は、前の説明どおり、嫌いなものを残しておくと
不安な気持ちがずっと頭の中に残って、
好きなことをしているときに100%楽しめないからです。
例えば1日の中で、嫌な仕事と、やりたい仕事、やりたいプライベートが
あった場合は、先ずやりたくない嫌な仕事を一通り片づけてから、
やりたい仕事、又は、やりたいプライベートに移ります。
編集後記
確定申告期限直後の1週間はどうしても、気が抜けますね…。
税理士の年間36時間研修義務の履行期限が
今月末と迫っておりますが、やる気が出ません。
まだ6時間程残っております…。