税理士を目指している人は40歳を過ぎたら大学院入学を考えるべき

税理士を目指すと決めた人は、勉強開始から5年~8年位までには税理士試験5科目に合格するだろうと予測して勉強をスタートした人が多いと思います。

私の場合も35歳から税理士を目指して勉強し、40歳前半までには5科目合格しているだろうと見込んでました。しかし8年後の43歳になっても簿記論と財務諸表論の2科目だけしか合格しておらず、税理士になるモチベーションも落ちて、半分諦めてました。

ちょうどその頃、20代の新入社員が自分が働いていた会計事務所に入社しました。彼は大学院卒で税法2科目免除の資格を受けてました。その彼が未だ2科目しか合格していない私に、「鈴木さんでも大学院入れますよ」「5科目合格目指すよりも近道ですよ」と教えてくれたのでした。

大学院に入れるのは、若くて、大学の学士時代から教授と仲良しの生徒だけだと勝手に決めつけていた私には、自分にもまだ税理士になれるチャンスがあるのだと、一気にモチベーションが上がりました。そして大学院入学を目指すこととなるのですが、今思うと彼と出会わなければ未だ税理士になれてなかったと思います。

今回は40歳を過ぎたら大学院入学を考えるべき理由を述べていきます。

勉強開始から5年以上経つとモチベーションが下がってくる

税理士を目指す最初の5年間位は、無我夢中で勉強するので、モチベーチョンも高く勉強が進みます。

しかし、5年以上経つと、同じ科目を勉強する機会も多くなり、繰り返す勉強に新鮮味もなく飽きてしまいます。

さらに、仕事を続けていくうちに仕事量や質も増していき、勉強に費やす時間もエネルギーも少なくなって行きます。また、40歳を超えると体力や集中力もガクッと落ちて、合格への道が遠のいていきます。

大学院には40歳、50歳の生徒も結構いる

事務所のその新人も言ってましたし、実際自分も大学院に通ってみると自分と同じ40代や50代の生徒が結構いました。若い生徒ばかりで、ひとり浮いてしまうのではないか不安に思う人もいるかと思いますが、そんなことはありません。ただし大学院によって年配の生徒の比率は大分違うようです(他校大学院の人に聞いたところ)。

大学院に入るための塾がある。そこに3ヵ月程通えばほぼ100%の確率で大学院入学試験に合格する

大学院に入るには、研究計画書の提出と面接試験にパスしなければならないことは、その新人から聞きました。しかし、どうやって研究計画書を書けばよいのか、面接試験ではどのようなことを聞かれるのか分からない!とボヤくと、「大学院に入るための塾で、教えてくれますよ!」とのことでした。

彼から勧められたのは河合塾KALSという社会人用の塾で、言われるがまま通ってみました。

その塾は、①税法科目免除の大学院がどこにあるのか、②試験日はいつか、③どんな教授がいるのか、④研究計画書の書き方、⑤面接対策(租税・研究計画書に対する質問対策)などを週末に3ヵ月間学ぶプログラムでした。当時、費用は12万円位だったと記憶しています。

その塾の生徒は20代から60代の方まで幅広くいました。そこの生徒で大学院入学試験を受けた人は、自分の知っている限り、全員どこかには合格してました。年齢は関係ないようです。

ただし、入学金、授業料のお金の問題はある

大学院に合格してからの問題として、お金の問題があります。入学金50万円、年間授業料80万円位掛かりました。また、仕事と両立するのも難しいかもしれません。某大学院では、週末だけ授業があるところもあるので、残業が多い職場の人は、そういう大学院を選択するとよいかもしれません。

まとめ

40歳を過ぎている方で、まだ税理士試験5科目合格されていない方は、是非大学院入学を考えてみてください。授業料などお金の問題はありますが、2年間でほぼ確実に科目免除の資格がとれます。(数%の生徒は留年してましたが…。)
また、高卒の方でも科目合格や実務経験があれば、試験を受けられる大学院もあります。

P.S 私は河合塾KALSの回し者ではありません。