足で稼ぐ営業活動を始めて気づいたこと

先日税理士会のセミナーで知り合いの税理士先生にお会いしました。

その先生に開業当時、どのようにお客様を見つけたのかお聞きしたところ、開業の挨拶回りも兼ねて事務所近所のお店や会社を直接訪ね名刺を配り回ったということでした。そのうち何件かが顧問先になったそうです。

開業以降、直接の営業活動が苦手な自分は躊躇していました。が、その先生の実体験を聞いて、やはり足で稼ぐ営業活動も必要かと思い、自分もチャレンジしてみました。

自分が実際に営業活動をしてみて気づいたことを書いてみたいと思います。

門前払いされることはあまりなかった。

自分の立場からすると、何らアポなしに訪問してくるセールスマンには良い印象はありません。ですから同じように自分が突撃訪問することは、相手に嫌がられ門前払いされるだろうと予想してました。

しかし、実際は門前払いされることはあまりありませんでした。その理由は、開業の挨拶ということで通常のセールスとはちょっと違っていたこともあるでしょうし、自分としてもお店や事務所の窓際から接客中の人には、訪問しなかったこともあるのかもしれません。

それでも、中に入れて頂いて話も聞いてくれる方がほとんどだったのは、自分としては嬉しかったですし、予想外の発見でした。

やはり、料金についてよく聞かれる

中に入れて頂いた方に共通して聞かれたのは、やはり顧問料やその他サービスについての料金についてでした。

既に税理士を雇っている方は、税理士を換えたら料金がどのくらい安くなるか知りたいようですし、自分で記帳や申告をされている方は、税理士を雇うコストと自分がその分節約できる時間を天秤にかけているようでした。

取り敢えず、今後の訪問からは、料金表も一緒に持っていこうと思います。また、開業した税理士事務所の場所もよく聞かれるので、地図も持っていくことにします。

先ずはお客様の現状や困っていることについて話を聞く

最初に訪問した美容院は、中に入るのを許された早々、緊張していたせいもあって、自分の税理士事務所について長々と説明をしてしまいました。話し終えたときに、ふとその方の顔を見ると、引いてしまってるようでした。

そこで反省したことは、こちらの説明は短くして、先方の事業の現状や困っていることなど、聞くことを優先すべきだったと言うことです。また、言葉のキャッチボール(会話)も上手くできてなかったようなので反省。

場数を踏んで慣れることも大切?

訪問先の中には、嫌がられる方も多少いらっしゃって、こちらもめげてしまいました。

今後も足で営業することは、続けて行きたいと思いますが、未だに足が重い状態です。

足が重く躊躇する気持ちも、場数を踏めば慣れて晴れていくのかなあと自分に言い聞かせてます。

まとめ

足で稼ぐ営業は予想よりもスムーズに行きました。しかしまだ躊躇する気持ちは変わりません。

そんな気持ちも場数を踏めば慣れて晴れるかと思い、取り敢えず続けてみようと思います。