一瞬の精神状態の影響で収入が決まってしまう職種の仕事の怖さ。

その場の「えい、やぁ!」の一瞬の行動で収入が決まる仕事があります。

プロスポーツ選手の仕事がその代表例です。

一方で、私の携わる税理士業は、

概して改めて時間を作って見直すことが出来る職種です。

先日テニス大会に参加した時、つくづくこのタイプの仕事で良かったと思ってます。

もし私がプロスポーツ選手だったら…

先日、税理士会のテニス大会に参加しました。

私が戦った4試合のうち3試合は接戦でした。

それらの接戦で「このポイントを取らなければ負け」という場面に何度か直面したのですが、

そういう状況になると最後は自分との精神的な戦いになります。

頭の中のもう一人の自分が「お前はここぞという時にダメな人間なんだ」とか囁かれると

体がこわばってミスしてしまう可能性が高くなります。

税理士間の親睦大会でさえ、このようなプレッシャーを感じるのですから

プロの世界では、どれ程のものだろうかと想像してしまいます。

想像で…

・この大きくうち上がったフライのボールを落としてしまったら…負け(野球)

・このパタの一打をホールに入れられなかったら…賞金何千万円のロス(ゴルフ)

・ここでダブルフォルトしたら…負け(テニス)

と、考えただけでもゾっとします。

税理士業で良かった…

先日のテニス大会の経験を踏まえて、

自分の職業がプロスポーツ選手でなくて

本当に良かったと思いました。

なぜなら私が従事する税理士業は概していうと

一瞬の判断や行動で収入が決まる職種ではないからです。

例えば、確定申告書を一度作成した場合、

提出するまでの間で申告書の内容を見直すことができます。

また、お客様からその場で税務相談を受けた場合でも、

必ずしも即答しなければならないということは殆どなく、

もし回答に自信がなければ、改めて法令を確認して

後日回答することも可能です。

まとめ

プロスポーツ選手の活躍をテレビなどで観ていると

華やかな職業で羨ましく思えたりします。

しかし、いざ自分が当事者だとしたらと想像すると

そのプレッシャーには耐えられないのだろうなぁと

テニス大会の試合をしながら考えてました。

編集後記

今月残りの2週間は、

3月決算5月申告で忙しい税理士の方々が多いかと思われます。

頑張ってください。(他人事?)