住んでいた街4:サンバナディーノ

アメリカで一番長く暮らした街

アメリカ・カリフォルニア州の留学中に住んでいた街は、順にリバーサイド→ローマリンダ→サンバナディーノで、これら3つの街は共に隣接しています。そのうちサンバナディーノのアパートには約3年住んでおり、留学期間中一番長くいた街です。

なお、このサンバナディーノは2015年にテロによる銃乱射事件で14名の方がなくなった街です。

私がサンバナディーノのアパートに暮らすようになったきっかけは、日本人のお友達がそのアパートから引越すとの話を聞いたことでした。家賃は、私が住んでいたローマリンダのシェアハウスより安いということで、早速そこの大家さんに入居できるか尋ねたところ、オッケーということで入居しました。

治安が悪く夜出歩くのは危険な街

サンバナディーノはローマリンダよりも家賃の相場が安いのですが、その理由の一つは治安が悪いからです。実際に住んでみると、夜は街灯が少ないので薄暗く、人の叫び声も聞こえたりします。
なかには拳銃を持っている人もいるかもしれないので、夜は怖くて徒歩での外出はできませんでした(車での外出は問題ないです)。

ここに住んでいたときに私の車は夜に窓ガラスを割られ、車内のカセットデッキが盗まれました。アメリカでは中古品の売買が頻繁に行われるので、盗まれたカセットデッキも何処かで売られたのでしょう。

また、家賃が安いもう一つの理由として、治安とも関係しますが、貧困層の人が多いことがいえます。この街のガソリンスタンドやスーパーの入り口付近ではよくお金をせがまれました。

昼間は、時間がゆっくり経過する

カリフォルニア南部は、夏は暑いですが、湿度が低いので過ごしやすいですし、冬はコートを着るほど寒くないので寒さが苦手な私にはとても暮らしやすい気候です。

また、この温暖な気候のせいか現地で生活している人々は、セカセカせずのんびりと暮らしています。
仕事をしているときも、のんびりしていて、例えばスーパーのレジ係の人も、お客さんが長蛇で並んでいても気にせずマイペースで、雑談などもしながらやっています。
お客さんの方も、それが当たり前としているので「早くしろ!」と怒る人は誰もいません。
日本でこのような仕事をしていたら直ぐにクビにされるでしょう…。

まとめ

サンバナディーノは治安は悪いですが、危険な夜や場所に出歩かない等の注意さえしていれば大きな問題もなく、暮らしやすい街でした。

ただ、この街のゆっくりとした雰囲気に慣れた後に日本へ帰国すると、日本のスピーディーな社会に圧倒され疲れます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です