不安に感じるのは生き延びるための生存本能

税理士として独立すると、雇わてれいるときとは違い、自分の言動の責任は全て自分で負うことになります。

そのプレッシャーで、不安に苛まれることも多くあります。

例えば、「あの判断は本当に正しかったのか?」、「あの申請は無事承認されるのか?」、

「明日の自分の提案は受け入れられるのか?」など日々不安に思うことがあります。

このように不安に思ったからといって、問題が解決する訳ではないのにどうしてこうも

不安や心配に苛まれるのかと、昔から疑問に思っていました。

その理由を教えてくれたのが、医師で心理療法士でもあるラス・ハリスが書いた

『幸福になりたいなら幸福になろとしてはいけない』(筑摩書房・2015)

という本でした。心理療法ACTの入門書です。

この本を読むと、「不安に思うのが人間だ」と思うえるようになります。

今、税理士試験など不安で頭が一杯の人に読んでもらいたい一冊です。

(今は試験直前で、読む余裕は無いと思いますが・・・)

不安に思うのは人間が生き残るための装置であった

この本では、人間は不安に思うようにできているといいます。

人間の能力はホモサピエンスとして地球に表れてから進化して、

心も危険に満ちた世界を生き抜くため進化してきたといいます。

原始人の最優先事項は「生き残ること」つまり、自分を傷つけそうなものに

気を配り、危険を予知して避けることであり、そこが進化してきたそうです。

このような原始時代からの進化が現代にも受け継がれた結果として、

私たちは生まれつき、ほとんどが実際には起こらない恐怖のシナリオを想像して

不安に苛まれるようにできているといいます。

不安や心配を取り除こうとしても追いかけてくる

人間は本能的に不安に思う生き物なので、無理にそれを忘れようとしたり、取り除こうと

すると反って不安が増してしまうそうです。

また、不安を紛らわすために、良い気分を追い求めても

結果として不安とうつに悩まされることになりやすいといいます。

しかし不安をコントロールすることはできる

この本では、不安に伴う痛みを避けることはできないが、

それをコントロールする方法はあるといいます。

心の痛みのために居場所を作ってあげて、その衝撃を和らげる。

たとえ痛みがあっても生きるに値する人生を作り上げる。

その方法をこの本は教えてくれます。

編集後記

今月からブログの更新を週1回はリハビリとして最低行おうと決めましたが、

それもキツく思える今日この頃です。

平日毎日更新していた去年が夢のようです。