買った方が安いは承知:庭で野菜を育てる理由

毎年春になると何かしらの野菜を自宅の小さな庭で育てています。

コスト面から考えるとスーパーで買った方が安いのですが、

それでも自分で育てたい理由があります。

ホームセンターに行くと野菜の苗を買いたくなる

仕事の気分転換としてホームセンターによく立ち寄るのですが

春になって野菜の苗が店頭に出始めるのを見ると、

春のウキウキ気分にも刺激され、

どうしても衝動買いしてしまいます。

家に持ち帰ると、野菜がたわわに生っている

夏頃を想像しながら植えています。

去年はゴーヤに挑戦:全滅しました

去年ゴーヤの苗と種を買って植えました。

腐葉土や化学肥料も買って、庭の土と混ぜて、

これで豊作間違いなしと、毎日楽しみにしてました。

何が悪かったのかよく分かりませんが、

去年ゴーヤは1つも実らず、そのまま枯れてしまいました。

経済面から考えると、成果はゼロということで、

カネと時間を無駄に投資したことになります。

仮に実が幾つか生っても、スーパーに行けば、

ゴーヤは安いときには1本100円ぐらいで売っていることもあるので、

自分で育てること自体が無駄な投資といえます。

土いじりの感触や、想像で癒される

カネと時間を浪費し、生産性が悪いことが分かっていても

毎年自分で野菜を育てることを止めないのには理由があります。

その理由の1つは、土いじりをすることで心が癒されるからです。

都会の日常生活のなかでは、自然と接する機会が殆どありません。

そんな中で、心が自然を求めているせいか、庭で土をいじると、

とても癒されるのです。

また、野菜を育てていくなかで、それがどんどん成長して、

実が沢山生るのを想像することは、とてもワクワクして

心を刺激させてくれるのです。

(現実は、枯らす結果となることが殆どですが…。)

このように癒しを求めるのは、普段仕事で、

生産性や効率ばかりを気にして疲弊しているからかもしれません。

今年はバラエティー豊富でリスク回避

去年はゴーヤだけを植えて全滅したことを反省して、

今年は幾つかの種類の野菜を植えることにしました。

ピーマン、ナス、トマト、プチトマトに挑戦してみました。

どれか1つでも実がなってくれれば幸運だと思っています。

今後が楽しみです。

まとめ

仕事をするにあたり、生産性や効率を考えることは

利益を確保するために不可欠なことです。

しかし、そればかり考えていると心が疲弊してしまいます。

その反動からか、プライベートでは生産性や効率を

無視したくなります。

わたしにとって自分で野菜を育てることは、

その無視の行為の典型だといえます。

編集後記

昨日、日本年金機構から令和3年分の国民年金の

納付書が届きました。

年間20万円ほど支払わなければならない

現実は辛いです。