消費税が総額表示になったけど…:税込金額が頭に入らない!
先日スーパーマーケットで牛乳を買ったのですが、
レジで言われた支払額と自分が把握していた金額とが
違っていたので「?」となりました。
先月から商品やサービスの値札は消費税込みの総額表示へ
義務化されましたが、
その表示方法に問題があったみたいです。
*上記画像は近所のディスカウント食料品店。よ~く見ると値札の右下に税込価格が…。
国税庁HPの総額表示例
国税庁のHPで「総額表示」の具体的な表示例(消費税10%の場合)が
載っていたので、それを確認すると
- 11,000円
- 11,000円(税込)
- 11,000円(税抜価格10,000円)
- 11,000円(うち消費税額等1,000円)
- 11,000円(税抜価格10,000円、消費税額等1,000円)
以上のように、税込価格をメインに表示する方法が示されています。
しかし妥協点として、支払総額が「明瞭」に表示されていれば「税抜価格」を
メインに表示しても構わない(税込価格はカッコ書きでもよい)としています。
ですから「10,000円(税込11,000円)」でもよいとのこと。
なぜ自分は総額表示が把握できなかった?
わたしが住んでいる近所のスーパーや食料品店をみると、その多くが、
国税庁が定型としている表示方法ではなく、妥協点(・・・でも構いません)
とする「例:10,000円(税込11,000円)」の方法を採用しているようです。
しかも、税抜金額の方を大きくしたり、赤色などで色をつけて
目立つようにしています。
一方で、(税込11,000円)の部分は極小にして、目が行かないように
なってます。
思うこと
先月から総額表示になって、支払額が分かり易くなると期待してました。
しかし、今のところ義務化前の税抜きの表示方法とあまり変わらない値札が
多いので少しガッカリです。
販売する事業者側は、商品をなるべく安く印象づけたいために
税抜価格を目立たせて、税込価格には目を向けないように工夫しています。
この方法は、国税庁が支払総額を「明瞭」にという指示に該当しない
ような気もします。かといって「明瞭」の定義づけも難しそうですが…。
今後もこのままの表示方法で定着してしまうのでしょうか?
わたしみたいに何も考えずにボーとして買ってしまうと、痛い目にあいます。
*以下、関連記事
編集後記
緊急事態宣言中ですが、ゴールデンウイークに入りましたね!
フリーランス(個人事業主)のわたしにはゴールデンウイークは
関係ないですが、それでもなぜか心がウキウキします。