開業して今日で丸3年。何とか続けることができました!

税理士として、ひとり自宅で開業したのは、令和元年9月26日。

ですから、今日で丸3年が経ったということになります。

この3年間は、ずっと順調だったかというと、そうでもなく、

色々ありました。

それでも今日まで続けられてきた大きな要因は、

固定費が抑えられてきたからだと思います。

開業当初は顧問客ゼロ。バイトや支部活動で食いつなぐ

開業する直前までは、某会計事務所に勤めてました。

そこを辞めて、独立するときは顧問先の1つも

引き継ぐことなく、ゼロからのスタートでした。

当時、顧客獲得のため自宅周辺の商店街など足で営業活動をしました。

しかし、どこの誰かも分からない者に突然営業されて、

「是非、顧問税理士になってください」となる程

世の中は甘くなく、数か月間は顧問客ゼロの状態でした。

その間、なけなしの貯金で出資した開業資金はじわじわ減っていき、

このままでは立ち行かなくなると思い、支部の知り合い税理士の方の

会計事務所でバイトをさせて頂きました。

また、確定申告電話相談などの支部の税務支援の仕事にも積極的に

参加したりして、何とか生活を維持してきました。

なお、半年を過ぎた頃から少しずつ顧客が増えていき、

結局バイトとの掛け持ちは、1年間で済みました。

自宅開業で固定費を抑えられた

都内の顧問先や税務相談のお客様で多いのは、

高額の店舗家賃が経営を圧迫していることです。

その内、廃業を決断されたお客様は、もし家賃が今の1/2

だったなら継続できたかもと思われる状況でした。

仮にわたしも開業当初から、

彼らと同じぐらいの家賃の事務所を借りていたら、

今頃は、事業資金も尽き、独立を諦め、どこかの会計事務所で

雇われ税理士として働いていたと思います。

開業するか迷っている人は、先ずは自宅開業をお勧め

明確なビジョンや事業計画を持って、将来の事業拡大が見えている方

であれば、開業当初から、立派な建物の事務所を借りて開設するのも

ありかもしれません。

一方、開業するのが初めてで、取り敢えず独立とはどういうものか

経験したいとか、あるいは独立してやっていけるか自信がなく

迷っているという方(私のような状況の税理士など)は、

毎月の固定費が格段に少なくなる(特に都内の場合)という意味で、

先ずは自宅開業からのスタートが良いかと思います。

編集後記

最近英語の勉強が気分転換になっています。

毎日、DUO(英単語・熟語)の本を1セクションずつ

(全45セクション)読んで勉強したり、

別売りの音声CDで耳で学習したりしています。

今は英単語のベストセラー、「英単語ターゲット1900」

(大学JUKEN新書)が気になっています。

そのうち衝動買いしそうです。