税理士会支部の幹事(役員)になることのメリットとデメリット
今期から初めて税理士会支部の幹事(役員)になりました。
杉並支部の任期は2年です。
現時点で私が感じている幹事になることのメリットとデメリットを
書いてみたいと思います。
目次
メリット1:所属している感を味わえる
独りで税理士業をやっていると、結構孤独です。
人間なので何かに所属したいとか、仲間が欲しいという欲求があります。
仕事が独りということで、特に仕事関係で所属感や仲間が欲しくなります。
税理士会支部への参加は、その欲求をある程度満たしてくれます。
メリット2:地域同業者がどういう仕事をしているか分る
税理士でも、地域によって顧問先の特徴があったりします。
私の事務所は杉並区高円寺にありますが、高齢者が多く、
相続税の案件が多かったり、商店街なので飲食店などの
商売をされている方が多いという特徴があります。
(昨今はITの進化で地域性とかあまり関係なくなってきましたが…)
そういう環境の中で、同じ地域の他の税理士の仕事ぶりが気になります。
また、顧問先の動向などを話したり、聞きたくなります。
支部活動やその後の懇親会などで、そのような情報交換をお互いにすることができます。
メリット3:たまに仕事の紹介が来る
支部の税理士や税務支援対策部から、たまに仕事の紹介が来ます。
税理士になったばっかりで、仕事があまり無いときは、
このような紹介が来るのは有難いです。
しかし私の場合、案件の内容が自分に合わないなど理由をつけて、
何度か断ったので、最近は紹介がほとんど来なくなりましたが…。
デメリット1:拘束時間が仕事に影響する場合がある
支部活動は平日に行うことが多々あるので、その活動中は自分の仕事ができません。
また、支部活動の準備にも時間を要するので、結構な時間を費やします。
拘束時間は、基本的に役職が上がっていくにつれて増えていきます。
幹事の役職は、部員→副部長→部長→副支部長→支部長と上がっていきます。
支部活動で大きなトラブルを起こすようなことがなければ、
基本的に任期を重ねるごとに役職が上がっていきます。
役職依頼は現役の支部長や部長から事前に各会員へ行われるのですが、
支部長や部長には支部活動でピンチのときなど
色々助けてもらったりするので、なかなか断れない雰囲気であります。
私は今の部員としての立ち位置が心地よいので、
上部の役職依頼が仮にあったとしても断るつもりです…。
デメリット2:組織の力関係や人間関係などに気を遣う
どの組織もそうですが、人の集まりなので
自然と組織内の力関係が生じます。
また、多少の人間関係のトラブルも生じたりします。
特に税理士は個性が強い人が多いので、
そこら辺を注意して気を配らなければなりません。
そういう気遣いをしながら参加するので、
会が終わった後は、結構ぐったり疲れてしまいます。
編集後記
昨日からやっと朝が涼しくなりましたね。
絶好のジョギング日和です!