税理士として独立して丸4年。今思うこと

令和元年9月26日に独り自宅で開業してから丸4年が経ちました。

そのうちの3年間はコロナ期間中という特殊な環境でしたが、

何とか続けることができています。

丸4年が経過した今思うことを書いてみます。

机パソコン

*上記画像は独立当初の事務所の机の様子。ノートパソコン1台からのスタート

固定費が少なかったから続けられた

開業してから現在までずっと自宅兼事務所で仕事をしています。

ですから、事務所家賃という大きな固定費がありません。

また、個人事業主として独りで経営しているので、給与の支払いもありません。

この地代家賃と給料手当という2大固定費が無いことで

独立当初の不安定な環境下でも「何とかやっていける」と思いました。

顧問先ゼロからのスタートだったので、もし当初から家賃や

給与を払っていたら、精神的にもたなかったかもしれません。

(金融機関から創業融資を受けていれば気分的にまた違っていたかもしれませんが…)

過去に個人事業として起業されたお客様で、家賃分のキャッシュが稼げずに、

しばらく預貯金や親族からの借入でその都度埋め合わせをされていた方がいらっしゃいました。

それでも結局は預貯金が尽きて、追加借入れも出来ない状態となって廃業されました。

個人事業主にとって家賃支出がどれだけ経営のネックであるか実感しています。

常に勉強しないと取り残される

私が税理士業界に足を踏み入れたのは今から17年前。

今の仕事のやり方や税法は過去と比べて劇的に変化しています。

昔の税理士業は記帳代行がメインだったので、従業員の評価のは

どれだけ早く仕訳を入力できるかが重要なポイントでした。

それが今では、仕訳の自動化などでどれだけ効率化できるかが勝負になっています。

その効率化の設定がスムーズにできるITに強い従業員が重宝される時代でます。

また、税法も17年前に比べると圧倒的に複雑化していると実感しています。

例えば消費税法ですが、昔はミニ税法と呼ばれて、

覚えなければならない範囲も少なかったものです。

それが現在はミニ税法とは言えない程のボリュウームになっています。

その他の税法も例外なく毎年税制改正が行われ複雑化しているので、

それに追いていくのに私も必死です。

独りでその追いつく勉強をしていますが、

本当に追いついているのか?取り残されているのではないか?と

独りだと不安になることが多々あります。

変な営業電話が少なくなった

開業当初は営業電話がほぼ毎日掛かってきてました。

「顧問先を無料で紹介するので数百万円の複合機をリースしてください」など、

ビックリするような商法の営業電話もあったりしました。

それが独立して3年目ぐらいから落ち着いてきて、

今では営業電話も週に2~3回程度になっています。

注意しないと守りに入ってしまう

独りで事業行っている期間が長くなると、

どうしても自分に馴染みがある

楽な仕事を選択しがちになります。

新しいことのチャレンジに無意識に抵抗してしまうのです。

他の従業員がいないということもあり、

他者が新しいことをやっていたり

言動しているところに直に触れる機会も少なくなるので

余計に新しいことに疎くなります。

世の中は常に変化しているので、守り一辺倒でいると

新しい仕事の機会を逃してしまい、

徐々に事業が衰退していく可能性があります。

ですから、守りに入らぬよう危機感をもって

色々チャレンジするよう日々意識していますが、

なかなか難しいものです。

編集後記

今月は東京税理士会テニス連盟の主催する秋のテニス大会に出場します。

気合を入れて、1万円以上するテニスシューズを買ってしまいました。

ちょっと後ろめたいです…。