仕事が嫌いにならないために私が実行していること
税務会計の仕事は、お客様の財産に直接関わることなので、
神経を消耗しやすく、油断すると心身ともに疲れ果てることがあります。
そういうことを繰り返していくと、仕事が段々嫌いになっていきます。
そうならないために私なりに色々対策を練っています。
細かく分けて簡単な事から始める
お客様から税務などのご相談があって、
その内容が複雑であったり未知である場合は後日回答としています。
一旦その問題を事務所に持ち帰った後、
明確な回答へと導き出せるか不安になったり、複雑に入り組んだ問題に
圧倒されたときは気が重く、税理士の仕事が嫌になったりします。
そういう時は、回答に導くまでに何をやればいいのか出来るだけ細かく箇条書きにします。
(私の場合、A4を半分にした紙に手書きで思いついたまま箇条書きにしていきます)
例えば「ネットでキーワード検索」「Amazonで関連本チェック」「本屋で関連本チェック」
「とりあえず関連本を数冊買う」「法令を確認する」「〇✕さんに意見を聞く」など。
そしてそれら箇条書きの内、ネット検索など簡単に出来ることから手を付けていきます。
箇条書きにしたことが達成できたときに「✓」マークをつけると、
仕事が進んでいる感が味わえて、どんどん次へと進みたくなります。
そして最終的に無事回答へと導き出せたときは「この仕事面白い!」となるのです。
最初の仕事に対する不安や険悪感が、最後にやりがいの感覚へとひっくり返るのです。
辛くなったら一旦止める
回答を導き出す道のりの途中では、なかなか白黒つけ難く感じるときがあります。
それを早く白黒つけたいとの思いから、長時間調べ続けていると段々と辛くなってきます。
ですから「ああ辛くなりそうだなぁ」と予感し始めたら、
早く白黒つけたい思いを「えい!」と断ち切り、一旦ストップして休憩とします。
悶々として気が焦っているときなどは、30分程散歩に出かけたりもします。
そうやって仕事は辛いものだという感覚に陥る前に気分転換などして、
仕事が嫌いにならないよう心掛けています。
1日に2種類以上の異なる仕事を行う
一日中、1つの問題や課題にずっと取り組んでると、
他のことが見えなくなり、頭が固くなったような感覚に陥ります。
そうなるとその時に取り組んでいる問題について柔軟に考えることができなくなり
袋小路に陥って、仕事が嫌になっていきます。
そういうときは、上述のとおり休憩して対処しますが、
もう1つの方法として他の問題や課題に取り組むこともしています。
違うことに取り組むと、最初に取り組んでいた問題を
改めて客観的に考えることができたりするので、
私としては結構よい対処法だと思っています。
無事終わったら褒美を与える計画を立てる
なお、無事にその問題や課題が解決したら、
何らかの褒美を自分に与えるよう、
その仕事を取り組む前から計画するようにしています。
例えば、映画館で見たかった映画を観るとか、友人と美味しいものを食べたり、
新宿をぶらぶらするなどのご褒美を予定しておきます。
ご褒美の計画を立てた後、仕事の間の休憩時に、
そのご褒美を実行していることを考えて一人ワクワクしています。
編集後記
桜の花も散ってしまって、季節が移り替わっていくのを
感じる今日この頃です。