見えなかったものがじわじわと見えてくる瞬間。同じと思っていたものが違うと気付くとき…

私の趣味の1つにプラモデル作りがあります。

そのプラモデルの塗装段階で、

白で塗ると決め、実際に取り掛かってみると

「白色」といっても無限にあることに気付いたりします。

何事も意識するとその違いが見えてくるのです。

*画像は白いモビルスーツの色見本(Color Guide)と実際に塗装したプラモ。白色といっても色々ある。

白いモビルスーツの白にも色々ある!

色の違いに気付かされた一例として、

白いモビルスーツ・RX78ガンダムのプラモデルがあります。

ガンダムは基本的に白、青、赤、黄の塗装で構成されていて、その大部分は白色です。

しかし、その白色だけでも、1/100スケールのver.3モデルだと3種類もあるのです。

その3種類の白色ですが、マニュアルに載っている色見本では、

①基本の白、②グレーっぽい白、③茶色っぽい白となっています。

グレーぽい白と茶色っぽい白は、自分で幾つか違う色の塗料を混ぜ合わせて作らなければならないのですが、

白って少しでも違う色を混ぜるとガラッと色が変わるんですよね。

そんな微妙な違いを意識しながら白色のことばかり考えていると、

ふっと日常にある様々な白色が、目に入ってくるようになるのです。

日常の風景の色にも敏感になる

例えば、自宅の仕事部屋の壁紙。

この部屋の壁紙は白色であるという認識は、今まで何となくイメージしてましたが、

意識して見てみると、薄いピンクの花柄模様が散りばめられてることに気付きます。

その花柄が影響して全体的には薄いピンク調の白い壁紙であると改めて認識できました。

日常の何気ない風景は、普段、見ているようで見ていないのです。

また、犬の散歩中にあちらこちらで見かける様々な色の自動車。

ある時、パッと見たクリーム色の車がとても鮮やかで素敵にみえました。

その車が鮮やかに見えるのは、車の持ち主が常日頃からその車を

愛情もってワックス掛けしてるからだろうと想像したりします。

まとめ

何事も意識し始めると、その意識したものたちが

自分の世界の中で輝き始めるという話でした。

逆をいうと意識していなものは、見えていないということでもあります…

編集後記

仕事はできるだけ分散して、同じ日に重ならないようにしたり、

連日の外出仕事にならないよう心掛けています。

しかし確定申告時期はそれらが避けられず、疲弊することもあります。

SNSを見ていると、同業者で一日に何件もお客様訪問や対応している方々が

いるので、彼ら彼女らの体力と精神力には羨望のまなざしです。