食事の自由が無くなった入院生活で気づいたこと

先月20日からの4日間、某総合病院に入院してました。

去年、鎖骨を骨折した際に金属プレートで骨をつなぐ手術を

したのですが、今回はそのプレート除去する手術をする為です。

病院に入院すると、当たり前ですが、食事は決まった時間に

決まった量しか食べれません。

さらにわたしの場合、手術当日は丸1日食事が禁止されました。

税理士として独立してからの食事は、好きな時間に、好きな量が

食べられる環境にいます。

その生活に慣れると、食事制限されることは苦痛でしかないのですが、

そこから気づかされることも幾つかありました。

病院での食事は我慢大会

税理士として独立してからの食事は

ほぼ自宅でしていて、時間は早いですが

朝6時、昼11時、夜5時に大体決まってます。

(お腹の空き具合によって多少前後します)

今回入院した病院の食事時間は、朝8時、昼12時、夜6時でした。

入院中でも、いつもの習慣で朝5時には目が覚めてしまいます。

そこから8時の朝ご飯までの3時間は空腹状態が続き

忍耐との闘いでした。

その間、パソコンで仕事の作業や、読書などをしていたのですが

とても集中できる状態ではありませんでした。

病院の食事が美味しくてたまらない

いざ食事の時間になると、ガツガツむしゃむしゃと

5分ぐらいで食べつくしてしまいます。

病院食は、味が薄くて脂身も少ないので、

日常で食べると美味しくないのでしょう。

でも、お腹が極端に空いていると、何でも美味しく感じて

涙が出そうになります。(大袈裟でなく、本当です!)

ただ、いつも食べている量の6割ぐらいなので、

どうしても物足りなく、お腹が満たされません。

衝動的に茶碗にこびりついている米粒を

一つ一つ箸で取って食べてました。

お腹が満たされないって、こんなに精神的にキツイのかと

実感しました。

退院後、食べれる自由に感謝

退院しても、食事の時間はいつもと変わらず、

また、食事の量も腹八分目です。

もし、やろうと思えば食べたい時間に、

食べたい量を食べることができますが

実際そうはしません。

ただ、当たり前かもしれませんが、

食生活をどうするか自分で決められる環境にあることの

嬉しさや有難みをしみじみ感じている今日この頃です。

編集後記

ハリウッド映画「マトリックス」の昔ながからのファンです。

今月、その新作パート4が日本で上映されますが、

駄作の予感がして、怖くて観に行けません。