確定申告無料相談会に外国人の納税者がやって来た!

税理士会の税務支援の1つとして

一般納税者向けに対面式で行う

確定申告無料相談会があります。

昨年はコロナで中止になりましたが、

今年は実施され、わたしも2日間参加しました。

そして今回初めて英語を話す外国人の納税者の

相談を受けたのですが、色々考えさせられました。

英語もスポーツと同じで急には上手く使えない

20年近く前にアメリカで4年間ほど留学してました。

ですから、今回の税務相談で英語を話す外国人の方の

担当になっても、それほど焦る気持ちはありませんでした。

しかし、実際に英語で話が始まると、相手が話している

内容は大体理解できるのですが、こちらの英語が口から出て来ません。

留学当時は自然に出て来た英語の言い回しや

英単語が出て来ないのです。

英語もスポーツと同じように、何十年と使わないと

そのスキルは著しく衰えて、ほとんど使えないことを

痛感しました。

英語の税務会計用語も分からない

英語での会話を10分ぐらいやりとりをしているうちに

段々と日常会話程度は感覚を取り戻してきました。

しかし「決算書」「事業割合」「確定申告書」などを

説明するときに、「これって英語で何っていうんだっけ?」と

英単語が出て来ず、会話が途切れてしまいました。

いわゆる税務会計に関する英単語ですが、

留学当時も使ってなかったのでチンプンカンプンでした。

結局、決算書や確定申告書の用紙を見せたり、

日常会話の範囲内で質問したりして

なんとかご相談に対応することができました。

久しぶりの英会話は楽しい

ほぼ中学英語レベルでの対応でしたが

それでも何とか相談を終えたときはホッとしました。

また、終わってしばらくすると、じわじわと

英語で話すことの面白さを感じてきました。

今は確定申告が落ち着いたら英会話や税務会計の英単語の

勉強をしてみたいという意欲が湧いています。

編集後記

先日、新宿に行く機会があったので、

ついでに税理士受験生時代によく通っていた

西口にある文具店「世界堂」へ寄ってみました。

すると、店はもぬけの殻となっていてビックリ。

十年以上通った店が、急に無くなるのは寂しいものです。

文具をネットで買う人が増えて、店頭販売で稼ぐのは

厳しくなっているのでしょうか?