自分が歳を取ったと実感する時:日常では意識しないと見過ごしてしまう

命には終わりがあります。

それは当然の事実で、分かってはいるのですが、

日常生活の中で何気なく暮らしていると

自分の命はこのままずっと続くような錯覚に陥ってしまいます。

それがふとした瞬間に、自分は歳を取ったのだと実感し

死へと一歩一歩近づいている現実に、気づくことがあります。

同じ歳のタレントをテレビで久しぶりに見たとき

バラエティー番組で活躍している某芸能人は、わたしと同じ歳です。

その彼女が40歳を超えたときに、テレビでその姿をみると

その姿は30代前半にも見えるぐらい、若々しい印象でした。

しかし、それから10年近くが過ぎた頃、

50代になった彼女を久しぶりにテレビで観ました。

観た瞬間、「うぁ、老けたな~」と思わずつぶやいてしまいました。

丹念に見た目のケアをしている芸能人でさえ

あるタイミングで老化が急に現れるので、

何の手入れもしていない、わたしは、

今はもうかなり老けて見えるのだろうと思うとギョッとました。

友人がスマホをいじるとき

よく一緒に食事に行く友人は、自由気ままに生きていて、

ストレスが余り無いせいか実年齢の50歳には見えず、

30代と偽っても通用する程です。

しかし、その彼が最近スマホを見るときに、

「老眼でみえないんだよなぁ」と呟きながら、

近視用メガネを外すしぐさを見ると、

彼にも着実に老化が進行していることが判り、切なくなりました。

鏡の前の自分を直視したとき

最近自分の顔を鏡で見ることは、

頭の中のイメージと現実とのギャップで傷つくので、

とても勇気がいります。

それでも、現実から逃げてはいけないと

たまに思い切って鏡の中の自分を直視します。

そこには、髪が薄くなり、皮膚には張りがなく、

皺とシミがあちこち目立つ

中年のおじさんがいました。

あきらめ

老化は、世間でよく知られている

四苦八苦(仏教用語)の四苦(生老病死)の1つで、

人間、誰もが避けられない苦しみの内の1つのようです。

避けられないのなら、受け入れるしかないですよね…。

編集後記

梅雨で、関東はずっと雨が続いてます。

今日は洗濯する日なのですが、

外干しできないので、やむを得ず

コインランドリーの乾燥機を使います!